2015年12月12日土曜日

「男女関係開始アルゴ」のテンプレートその1:参考書と前準備

皆様こんにちわ。「もう夕方になり辺りも暗くなっていて家に帰って晩御飯の時間なのにお砂場で遊んでいる子供」の感は免れない三十路も佳境の筆者による、久々の投稿である。もはや金融市場の話でもヘッジファンドの話でもシンガポールの話でもないが、これが筆者である。例によりこうした話題を希望の方には全くもって情報価値はないのでその点最初に断っておきたい。

色々考えたのだが、今回は「取り敢えず男女関係の発生については困らなくなる方法」について、同年代の独身メイトの友人に自らの経験を踏まえてアドバイスした内容を多少加筆編集して掲載する事にした。最初に「必読の参考書を紹介した上で前準備を提示」した上で、次に「男の側からの女性と交際を始める際のセオリーを紹介」、最後に「男性側のセオリーを踏まえて女性の側はどう動けば良いのか」を記載しようと思う。出来る限り男女両方に適用可能な形で書ければと思う。

これを掲載してしまうのは、言ってみれば筆者としては「手の内」を明かす事に等しい。これを観た異性には同じ手は使えなくなる訳である。しかし、筆者はもう今後10年20年と同じアルゴリズムを男女市場で回し続けてお砂場で遊び続ける積もりはない。「手放す事で、次に行ける」と感じているので、文章化して公開する次第である。

また、筆者とその周囲の同年代の三十路佳境男女の友人を見ていても痛感するが、「いい歳してまだお砂場で遊んでいる子供問題」、いわゆる晩婚化・非婚化と言うのは最早社会問題化しているように思われる。周囲には、本人はちゃんと魅力的であるにも関わらず、ちょっとしたプレゼンの仕方・男女市場における基本的な型とでも言えるものを踏まえていないが故に男女関係が始まらない、と言った人がわらわらと雨後のたけのこのごとく頻繁に見られる。少しでもこれの改善に貢献できればこれ幸いである。内容は男女の浮かれた話だが、当事者にしてみれば大真面目にして深刻な問題であるからして、大真面目に書いている積もりである。

○参考書と前準備

まずは参考書の紹介と前準備である。
スパルタ婚活塾 水野敬也

まずこの本を今直ぐに読む事である。この本のノウハウだけで結婚に到達するとは思えないが、交際回数は確実に増えるようになる。筆者が以前に書いたブログも参照。


次にこの本を踏まえた前準備である。大雑把に幾つか列挙すると、以下であろうか。全て男女共通である。

・交際はバッチ処理で1人づつ行かないで、同時に複数を処理・攻略に行く事。

最初に最も重要な事なのでこれを挙げておく。これは特にネット婚活サイトでの異性とのやり取りや合コン、ディナー・デートする位の段階ではそうだ。「一度に大勢とデートするなんて不誠実だ」等と妙に真面目になり過ぎる事で最初のスタートも切れず、「お友達アンパイ君・さん」「いい人だけど異性だと思えない君・さん」へとまっしぐらしてゆくものなのである(筆者の実体験より)。まだ特定の交際相手が居ない段階で複数の異性とデートする事は社交の範疇であり、決して不誠実ではない。ある程度多くの人と接してみないと自分がどう言った異性としっくり来るのかについても見えて来ない。また、最初から一人に絞ってしまわない事で余裕が生まれ、余裕が生まれるとモテる、と言う良い循環になる。先ずはこの好循環を作る事が重要である。一人に絞るのは「この人だ」と言う特定の異性が見つかった段階でと言う事で十分誠実さは維持出来るだろう。

・服装・見た目をちゃんとする。

特に三十路以降であると、男性の基本は、「ジャケット着用」である。「男の魅力スーツ3割り増しの法則」と言うのがあり、女性から見るとスーツを着ている男性は何となくカッコよく見えてしまうものだ。これをカジュアルでも応用するにはジャケット着用である。基本的に、男の場合は「スーツ姿を基点にして、カジュアルに多少崩す、色味を統一する」と言うステップを取ると失敗がないように思う。スーツをカジュアルジャケットとチノパンやきれいめのジーンズにして、ネクタイをストールに変え、眼鏡をサングラスに変え、仕事用のストレートチップの革靴をややオサレ風な革靴に変える。色味を青・ネイビー系、茶系など自分に合いそうな色で統一する等。

また、おしゃれな男性に注意なのが、「凝りすぎても・奇抜過ぎても特に三十路以降は異性から得てして好印象にはならない」点かも知れない。20代のころ個性・奇抜さ重視のおしゃれをして来た人が三十路入りした際や、お金を持っていて派手なブランド服を制限なく買えてしまう人などはこの点注意である。大方の女性が三十路以降の男性に求めるのは「奇抜過ぎず、 清潔感があり、落ち着いた信頼感」辺りの所かと筆者の経験では推察している。服装については筆者的には以下の書籍辺りをお勧めする。

男の休日着こなしの方程式 
森岡 弘 

他に、顔に色気が少し足りないなと思えば顎鬚など生やしてみるのも良いだろう(但し綺麗に手入れして清潔感は維持する事。「清潔感」は重要と言う女性は多い)。眉毛の手入れもお勧めだ。人相がだいぶ変わりしゃきっとする。

髪型はきちんとお金を払ってちょっといい美容院に行って「老け込んでしまわないようにかつ奇抜になり過ぎず清潔感がある範囲でオサレにやってください」等と頼めばいい塩梅にやってくれる。サイドが膨らんでトップが薄い(バーコードのおじさん等が極端な例)だとおじさん臭くなる一方で、サイドを抑えてトップを豊かめにして少し変化を付けられるような髪型にしておくと若く見えるのだが、そうした点も踏まえて美容師さんは上手くやってくれる。

上記服装をして、サングラスをして眉毛を整えて顎鬚など生やして美容院に行けば、特に三十路以降の男子は殆ど元々の顔などイケメンだろうがそうでなかろうが関係ない。凡庸な顔形でもぼちぼちほどほど位にはなる(筆者体験より)。そして多くの女性は案外男に超絶イケメンなど求めていない。ぼちぼちほどほどでちゃんと清潔、位でも体験上十分である。


一方で女性は基本は白のワンピースとか「男から見てかわいい服」が基本である。女同士のおしゃれ競争に走らない事(必ず余計モテなくなり、どつぼにはまる)。

女同士で見てカッコいいオンナ風の服装、拘った凝ったブランド等は男には殆ど効果がない。悲しいかな、そんな凝った服装よりも、男は女性のTシャツ(夏)や白のブラウス(仕事時等)からほのかに透けるブラジャーのライン等にムラムラと萌えているのだ。

そんな男をバカだの物事分かってないだの言うのは簡単だが、結婚や出産は男としなくてはいけない。逆に女性のファッションの細部やブランド等の違いに非常に詳しい男性は、服飾が仕事である場合等は別としてそうでない場合男同士で見ても色々面倒臭そうな男性である場合も少なくないように思う。「各種色々面倒な」男と敢えて付き合いたいなら話は別だが、そうでないなら現実を直視した方がいい。凝ったブランドもの諸々は女子会の時だけ位にして、男性と会うときは白のワンピース他「男目線で清楚でかわいくて、でもブラなどちょっと透けそうで透けないけどやっぱり微妙に透けるかも」位の服装で場に臨むと効果が高い、と覚えておこう。

その他、メイクはすっぴんでも相当美人である場合はノーメイクでも何でも良かろうが、一般の場合は「ナチュラルに見えるメイクでがっつり顔を作りに行く」のが良いだろう(但しくれぐれも厚化粧してる風になってしまわないように注意。男は見るからに厚化粧の女子を余り好まない傾向にある)。女性はメイクで誰でもセクシーで美人になれる。メイクが出来ると言うのは女性が持つ男性にはない武器である。メイクも実力である。筆者はメイクの細部については知識はないが、Amazonで検索すれば必ずメイクのマニュアル本などあるはずである。後付けで学習すれば改善する事はやっておくに越した事はない。


・体型をちゃんとする。

次に男女とも、ジムに行くなどして体型を整える。太りすぎなら痩せる。お菓子食べないようにして炭水化物の量を減らして(但し炭水化物を完全にゼロにするダイエットは身体を壊すのでお勧めしない。ご飯の量を小盛りに減らすだけ、パスタの量を標準一人前100gから50g程度に減らすだけでも効果がある)、ビールやジャンクフードを控えて野菜を多く摂り適度に運動すれば人間痩せるものだ。

逆に痩せすぎなら適切な肉感を持つ所までウエイトを上げる。プロテインを摂りジムで太ももや胸部など大きい筋肉を高めの負荷で3セットを週2-3回筋トレすれば体重は増える。プロテインは乳製品由来等の動物性たんぱくのプロテインだと胃腸を壊す人もいる(痩せ型の人は胃腸がそう強くないから余り量を食べられず体重が増えない、と言う人も多いように思う)ので、その際は大豆由来のソイプロテインの甘味料他なしプレーンのものが胃腸にやさしく、経験上お勧めである。女性でダイエットマニアで痩せすぎな人が居るが、特に三十路佳境に入って来ると男女とも痩せすぎだと皺っぽくと言うか干からび感が出てきてしまい貧相に見えてしまい色気が維持出来ない。適度な肉感を維持する事である。筆者も元々やせ型だったがジムで筋トレして7kg増やしたら、別に精悍でもないし「可もなく不可もなく」程度の体型に改善したに過ぎないが、それでも女性からの引き合いがかなり増えた。「瘦せ過ぎで貧相に見える」というボトルネックが解消されたということなのだろうと思う。

男女とも、ありのままの自分を見て欲しいとか言うのはベッドインして交際も深まって来てからである。三十路も佳境になり年齢も上に行けば行くほど、お付き合いの当初からこうした事を言い出す男女が後を絶たなくなる。退行現象なのか婚活疲れなのか理由は幾つか考えられるが、何にせよ現実を見る必要がある。

最終的には互いに飾らないで自然体の関係に到達するのがゴールではあるが、序盤の段階ではまず異性に「もっと知りたい」と興味を持って貰う必要がある。服装や体型とはプレゼンテーションである。仕事においてパワーポイントで要点がまとまっていなかったりインデントがずれていたりフォントがばらばらだったらその時点で内容以前に「いまいちだな」となってしまう。それと同じで、男女関係を開始させるに当たり服装・見かけの時点からアレな感じでは男女とも内容・中身を見て貰える段階に中々ならない。特に三十路以降になり若さがなくなって来ると、服装や体型がだらしないと大きくビハインドな一方で、この辺をちょっとちゃんとしているだけで元々の顔だのルックスだのがそうイケメン・美女でなくとも挽回できる余地が大いにある。この辺はちゃんとしておく方が良い事を筆者も経験上大いに実感したので、紹介しておきたい。

・男性は「おっさん臭」、女性は「SATC臭」が加齢臭のごとく付いてしまっていないか厳にチェックし、こうした臭いの消臭に務める事。
下準備の最後としてこちらを紹介しておきたい。「おっさん臭」「SATC臭」は三十路以降で男女市場に打って出て行かざるを得ない男女の大敵である。

おっさん臭とは、いまいちなセクハラ系下ネタや自分以外誰も喜ばない各種自慢話、無理して若者に会話を合わせようと若作りするけど実際はやっぱり世代ギャップは否めず微妙な感じになる等を放出するごとに漂ってくるおっさん臭い雰囲気・臭いの事を言う。

「SATC臭」とは、得てして非モテあるいは20代はモテていたがオプションで言う所のタイムディケイが効いて来てTime to maturityが近づきつつあるハイスペ女子が放出してしまいがちな、Sex and the cityの下衆で色気を全く感じない登場人物女性達のようなオーラを指す。

これらの臭いが定着してしまうと、男女としてはもうお終いと言う面がある。「SATC臭」については先のスパルタ婚活塾に記載があるので是非参考にして頂きたい。

また、歳を取って来ると「いい人」ほど自らの「おっさん臭」「SATC臭」 の自虐ギャグで笑いを取る等してしまいがちだが、これは自らを貶める行為なのでもしそう言う心当たりがある場合は直ぐに止める事である。自分が過去何年間セックスしてないか・干からびてるか等開陳して周囲の同情・笑いを誘っている場合ではない。男性も女性も男女のエチケットに気を遣い、定期的に恋愛ものの映画・コメディ等を観る、年齢相応の紳士淑女として適切な話題の引き出しやコミュニケーションの作法を身に着けるなどして男性・女性として終わってしまわないようにケアしてゆく必要がある。


・まとめ

…ほかにも細かい点は色々あるが挙げるときりがないので、以上位を下準備として挙げるに留めておく。

男女とも、服装・メイク・見栄え等を上記の通りに一変し、おっさん臭、SATC臭の消臭に務めると必ず周囲の何割かからは揶揄される。「何頑張っちゃってるの?」など。普段一緒に「どうしていい男/女っていないのかねー」等とダベっていた同性の非モテメイトの友人の幾らかは去ってしまうかも知れない。

しかし気にする事はない。急に変化すると周囲は驚くものだ。そして周囲の自分を見る目が変わってゆき、普段接する人も変わってゆき、自分の周囲の世界が徐々に変化してゆく事が実感できるだろう。その過程を楽しむ位で良かろうと思う。これで男女市場にIPOする準備は完了である。

下準備だけで相当な分量になってしまったので、「男の側からの女性と交際を始める際のセオリーを紹介」「男性側のセオリーを踏まえて女性の側はどう動けば良いのか」等については次回以降としたい。